冬こそ差がつく!観葉植物のあたたかケアガイド
寒さが深まる冬は、観葉植物にとってちょっぴり厳しい季節。生長がゆっくりになり、環境の変化にも敏感になります。ですが、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、春にぐんと元気に育つ“冬支度”が整います。
今回は、おうちの植物たちを守る冬のお世話のコツをやさしくまとめました。
1|寒さから植物を守る「置き場所」の工夫
● やめたいNGスポット
- 窓際の冷気が強い場所
夜間の冷え込みで葉が傷むことも。 - エアコンの風が直接当たる場所
乾燥しすぎて葉がチリチリに…。
● ベストポジションは?
- 窓から少し離れた、ゆるく明るい場所
- 部屋の中心寄りで温度が安定している場所
植物の多くは10℃を下回るとストレスを感じます。
「人が冬に快適な場所=植物にも快適」というイメージで大丈夫です。

2|水やりは“控えめ”&“観察重視”が基本
冬は生長がゆっくりになるため、根が吸い上げる水の量も少なくなります。
● 冬の水やりルール
- 土がしっかり乾いてから(乾燥気味に管理)
- 根っこが痛まないように、人肌程度のぬるま湯を与える
- 朝の暖かい時間帯にあげるのがおすすめ

3|暖房で乾燥する冬は“湿度ケア”が大切
冬の室内は湿度30%台になることもあり、葉の乾燥トラブルが増えます。
● 簡単にできる乾燥対策
- 毎日霧吹きで葉にシュッと葉水
- 加湿器を植物の近くに置く
特にシダ類やエバーフレッシュなど、湿度を好む植物に効果的です。

4|肥料はストップしてOK
冬は植物が休眠する時期のため、基本的に肥料は不要です。与えてしまうと根に負担がかかることも。
肥料は3月頃から再開するのが目安です。
5|葉をきれいにして光を「しっかりキャッチ」
冬は日照時間が短くなるため、少しでも光合成しやすい状態を整えましょう。
- 柔らかい布で葉のホコリをふき取る
- 軽く葉水をしてツヤを出す
光をしっかり浴びられると、春の新芽がとてもきれいに伸びてくれます。
6|冬に植物をお迎えした場合の「植え替え」について
冬に新しく植物をお迎えして植え替えを行う場合は、
根を大きく崩さず、できるだけ負担をかけないことが大切です。
植え替え後は、活力剤を薄めた水でやさしく馴染ませてあげることで、環境の変化によるストレスを和らげてくれます。
「自分でやるのは少し不安…」という初心者の方には、
店頭での植え替えサービス(有料)もおすすめです。
虫が寄りにくい無機質の用土を使用し、スタッフが植物に合わせて鉢選びから植え替えまで丁寧に行いますので、
初めての方でも安心してお迎えいただけます。

最後に|植物と一緒に、季節を楽しむ暮らしを
GOOD2 BASEでは、季節ごとの育て方から、ちょっとしたお悩みまで、いつでも気軽にご相談いただけます。
冬にそっと手をかける小さなケアは、春の大きな成長へとつながります。
植物とともに、あたたかな気持ちで冬の時間を楽しんでいきましょう。
